ヨハネスブルグの天使たち

 

ヨハネスブルグの天使たち (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)

ヨハネスブルグの天使たち (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)

 

帯でポスト虐殺器官みたいな煽りが入っていたせいで先入観あったのだろうとは思いますが、なんか期待したのと違ったなあと言う印象の本でした。

初音ミク湾岸戦争に行ったゲームボーイグローバル化する紛争とかそういう今風の要素を組み合わせているように見えるのですが、それぞれの要素がイマイチ魅力的じゃなくて、もうちょっとサービスしてくれよという風に感じてしまいました。

連作短編なんですが、おもしろかったのは表題作ですかね。ラストの選択を強いられるのならば戦争でもしてたほうがマシなんじゃねえかとはおもいますが。