キングスマン

事前に「キックアス」のマシューヴォーン監督作品であることは知っておく必要があるかなと思います。あのノリがダメだった人はダメという結構はっきりした映画だと思うので。

最近スパイアクションの映画ばかり見てしまっているのでどうしても比較してしまうのですが、私自身が「キックアス」そのものは楽しめたけどあのノリにはついていけなかったせいかこれはあんまり楽しめませんでした。

やっぱこういうのってヒーローが格好良くキメないとダメじゃないかなあ。これだと宣伝の傘のアイテムも大口径の銃相手だと普通に貫通されて壊れちゃうんですよね。リアルなんでしょうけど、びっくりしました。

同僚の女エージェントとラブロマンス的な展開がまったくないとか骨っぽいストーリーは良いとはおもうのですが、やっぱ主人公がキングスマンになるところはもっとお涙頂戴で盛り上げるべきだったんじゃ無いかなあ。

あ、人種差別主義者とか卑劣な金持ちはみんな死ねと言う熱い主張をきちんと映像化するのは良かったと思います。邦画だとそのへん中途半端にしちゃうからね。