ここ最近ツタヤで100円旧作見る週間。
噂であらすじとか評判とか聞いてはいたので、心の準備をしてみていたのではありますが、それでもやっぱりきびしいものがありますね。
フェイクドキュメンタリーのような演出ではじまるのですが、そういう形式でつくられている理由もその形式に必要な演出も欠けていて、見ていてこれはどういうことなんだろうという疑問が常にストーリーとは別に発生していて実際の尺以上に長く感じられて辛かった。
大日本人はかつては大人気だったが、今は廃れて、テレビ放送も深夜枠・・・と言うことなのですが、それであれば獣との戦いのシーンは深夜番組、と言うかプロレス中継風にするべきではなかったのだろうか。少なくともテレビ番組のように番組タイトルとかだしておくべきではなかったかなあ。
特に評判の悪いラストの小芝居も、映画の中の番組における予算が尽きてCGではなくなったのかそれとも映画「大日本人」自体の予算が尽きてああなったという演出なのかも曖昧でいずれにしてもそれにつながるような展開もないわけで、唐突すぎる印象があります。
あらすじだけ見ると凄くおもしろそうだったんだけどなあ。